やはり薬はただの毒。

今回の記事は、片頭痛薬、パーキンソン病薬、子宮収縮薬に「LSD」と同じような成分が入っているという話です。

これらの薬には、麦角(ばっかく)アルカロイド類が含まれているそうです。

麦角アルカロイドとは、「麦角菌やソライロアサガオ、ハワイアン・ベービー・ウッドローズ等に含まれる、人体に毒性を示す成分である」とウィキペディアに書いてあります。

麦角菌は、麦角中毒という食中毒を起こすそうですが、麦角中毒については、このように記載されていました。

麦角はエルゴリン骨格を有する麦角アルカロイドを含み、これらは循環器系や神経系に対して様々な毒性を示す。神経系に対しては、手足が燃えるような感覚を与える。循環器系に対しては、血管収縮を引き起こし、手足の壊死に至ることもある。脳の血流が不足して精神異常、痙攣、意識不明、さらに死に至ることもある。さらに子宮収縮による流産なども起こる。

また、微量の麦角は古くから堕胎や出産後の止血にも用いられたが、現在は麦角そのものは用いられず、麦角成分のエルゴタミンが偏頭痛の治療に用いられる。

幻覚剤のLSDはアルベルト・ホフマンによって、麦角成分の研究過程で発見された。ただしLSDは麦角に含まれるものではなく、麦角成分であるリゼルグ酸の誘導体として人工的に合成されたものである。

麦角菌

「エルゴリン」とはどのようなものかというと、次のように記載されていました。

エルゴリン (Ergoline) は、様々なアルカロイドの構造骨格となる化合物である。血管収縮の目的や、偏頭痛(カフェインとともに用いる。)、パーキンソン病の治療、軽減のためにも用いられる。麦角菌(Ergot)で見られるいくつかのエルゴリンアルカロイドは、麦角中毒の発生に関わっており、痙攣や壊疽を引き起こす。LSD、リゼルグ酸やソライロアサガオに含まれるもの等、幻覚剤の効果を示すものもある。

利用

エルゴメトリンやエルゴタミン等の天然に生成するものの他に、重要な合成誘導体としては、子宮収縮薬として用いられるメチルエルゴメトリン、抗偏頭痛薬として用いられるジヒドロエルゴタミンやメチセルジド、エルゴロイド、またパーキンソン病等の様々な病気の治療に用いられるブロモクリプチン等である。パーキンソン病の治療に用いられるより新しい合成エルゴリンには、ペルゴリドやリスリドがある。

恐らく最も有名なエルゴリン誘導体は、幻覚剤のLSDである。エルゴメトリンとエルゴタミンは、麻薬及び向精神薬の不正取引の防止に関する国際連合条約の付表I前駆体に含まれている。

エルゴリンは母乳に移行するため、授乳中は摂取してはいけない。またこれらは子宮収縮効果を持ち、妊娠中に摂取すると流産の危険が高まる。

エルゴリン

ということで、片頭痛薬、パーキンソン病薬、子宮収縮薬には、「LSD」に似た成分が入っています。

で、例えば片頭痛薬についてを調べてみると、重大な副作用に「麦角中毒」や頭痛、心筋梗塞などがあるそうです。

承認時までの調査及び承認後の調査症例451例(平成2年度)において、副作用は119件(26.4%)に認められた。主な副作用は、食欲不振28件(6.2%)、吐気15件(3.3%)、胃部・腹部不快感11件(2.4%)、嘔吐7件(1.5%)等の消化器系及びふらつき9件(2.0%)、眠気6件(1.3%)等の精神神経系であった。

1.重大な副作用(頻度不明)

  • ショック:脈拍異常、呼吸困難、顔面蒼白、血圧低下等のショック症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような場合には、適切な処置を行う。
  • 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、:中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
  • 麦角中毒:血管攣縮、動脈内膜炎、チアノーゼ、壊疽等の麦角中毒症状を起こすことがあるので、四肢のしびれ感、ピリピリ感及び痛み、脈消失等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行い、また、腎血流障害による腎機能障害、脳血流障害による意識障害、麻痺等を伴うこともある(特に長期又は大量投与により現れることがある)。
  • エルゴタミン誘発性の頭痛、頭痛を主訴とする禁断症状:長期連用によりエルゴタミン誘発性頭痛が現れることがあり、また、投与を急に中止すると、頭痛を主訴とする禁断症状が現れることがある。
  • 肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
  • 心筋虚血、心筋梗塞:心筋虚血、心筋梗塞を起こすことがあるので、前胸痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
  • 線維症:長期連用により、胸膜線維症、後腹膜線維症又は心臓弁線維症が現れたとの報告がある。

2.その他の副作用

  • 過敏症:(5%以上又は頻度不明)局所性浮腫、そう痒感、蕁麻疹、呼吸困難、(0.1~5%未満)発疹[このような場合には投与を中止する]。
  • 血液:(5%以上又は頻度不明)顆粒球減少、血小板減少、貧血[このような場合には投与を中止する]。
  • 腎臓:(5%以上又は頻度不明)腎障害[このような場合には投与を中止する]。
  • 消化器:(5%以上又は頻度不明)食欲不振、(0.1~5%未満)悪心、嘔吐、下痢、腹痛。
  • 循環器:(5%以上又は頻度不明)心悸亢進、徐脈、頻脈、胸部不快感、血圧上昇。
  • 精神神経系:(5%以上又は頻度不明)不安、振戦、頭痛、眩暈、(0.1~5%未満)不眠、眩暈、眠気。
  • 運動器:(5%以上又は頻度不明)四肢筋痛、四肢脱力感、(0.1~5%未満)知覚異常(四肢のしびれ感、ピリピリ感)[このような場合には投与を中止する]。
  • その他:(5%以上又は頻度不明)瞳孔縮小又は瞳孔拡大、(0.1~5%未満)倦怠感。

クリアミン配合錠A1.0の添付文書

同じく、麦角アルカロイドの「エルゴタミン」や「エルゴトメリン」でも「麦角中毒」が起こるそうです。

(エルゴタミンは、分娩後出血や片頭痛に使われるようです。)

副作用の頭痛は「薬物乱用頭痛」というそうですが、頭痛地獄だそうで、大変悲惨なもののようです。

多くの偏頭痛持ちの方は、エルゴタミンを手放せない方も多いでしょう。

服用のタイミングによって、その効果はばらつきがあるものの、 自分なりの「服用の頃合い」を見つけることができると、その効果はかなりのもの。 それだけに、偏頭痛のたびに簡単に飲んでしまう方が後を絶ちません。

エルゴタミンに頼りきった結果、どのように体質が変化してしまうのかと いいますと、頭痛地獄に陥ってしまう方が非常に多くいらっしゃるのです。

頭痛地獄・・・いわゆる薬物乱用頭痛のことですが、 一度そうなってしまうと、薬を一定期間完全に断たなければなりません。

その期間中、激しい頭痛に連日襲われることになりますが、 そうでもしないと、この痛地獄から抜け出せないのです。

エルゴタミンはトリプタンと比べて価格が安く、 効果も期待できるため安易な気持ちで手を伸ばしてしまいがちですが、 薬物乱用頭痛に陥る確率も他の薬と比較して非常に高めです。

早い段階でエルゴタミンを断っておかなければ、 薬から抜け出せない毎日が続き、 妊娠中でも薬を手放せない薬物中毒のような状態に陥ってしまうこと になるでしょう。

http://drugeffect.bufsiz.jp/medicine/cafergot.html

エルゴタミン(カフェルゴット)は販売中止になっていますが、変わりの「トリプタン」も薬物乱用頭痛を起こすようです(こちら)。

さらに、トリプタンでは幻覚を見る可能性もあるようです。

幻覚や発汗を起こす「セロトニン症候群」の危険性、米政府機関が警告

どうして薬にこんな危険なものが含まれているのだと思うのですが、薬とは病気を治すものではなくて、じわじわと健康を蝕むもので、そこには「悪魔崇拝」という宗教的な意味が隠されているのだと思います。

副作用の幻覚も、「LSD」と同じくらい恐ろしいものを見るのではないでしょうか。

RAPT×読者対談〈第91弾〉悪魔崇拝と麻薬。

RAPT×読者対談〈第88弾〉悪魔崇拝を世界中に広めたニューエイジ・ムーブメントの恐怖。

どんな時でも、安易に薬に頼ると後で痛い目に遭うかもしれません。

RAPT氏は、この世で起きることは霊界の反映だと教えて下さっています。

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RAPTさんの近くにいるだけで、連日続いた激しい頭痛が消え、聖霊の恵みを受けることができた不思議な体験(十二弟子・エリカさんの証)

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私自身は、すべての問題を解決できているわけではないですが、もがき努力しているところです。

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