ボツリヌス食中毒という大嘘

ボツリヌス食中毒とは、ボツリヌス菌が作るボツリヌス毒素による中毒と言われています。

主な症状として、全身の違和感や筋力の低下、めまい、頭痛、視力の低下、物が二重に見える(複視)、飲み込みづらさ、呼吸のしづらさなどがあり、重症になると呼吸が出来なくなり死亡します。

しかし、ボツリヌス毒素と同じ作用を持つ重金属が存在するので、食品汚染による食中毒をボツリヌス食中毒と誤認している可能性があります。

ボツリヌス毒素は、神経筋接合部でのアセチルコリンの放出を直接的に阻害します。これは、SNAREタンパク質の一つであるSNAP-25を切断することによって、神経終末からのアセチルコリンの放出を防ぎ、筋肉の収縮を抑制します。

SNAREタンパク質、SNAP-25は、細胞が神経伝達物質(ここでは、アセチルコリン)を放出するのに必要なタンパク質のことです。

以下の画像は、ボトックスというA型ボツリヌス毒素製剤のサイトからの引用ですが、ボツリヌス毒素がアセチルコリンの放出を阻害する作用機序が分かりやすく示されています(こちら)。

ボトックス

ボトックス

それで、水銀や鉛などの重金属もまた、神経筋接合部でアセチルコリンの放出を阻害することが知られています。

以下、AI(claude)による検索結果です。

Q: 水銀や鉛は、神経筋接合部でのアセチルコリンの放出を阻害しますか?

はい、水銀(水銀化合物)や鉛は、神経筋接合部でのアセチルコリンの放出を阻害することが知られています。これらの重金属は、神経系に対して有毒な効果を持ち、シナプス伝達を阻害する能力があります。

具体的には:

  1. 水銀:
  • 水銀は神経筋接合部のシナプス前終末でのシナプス小胞からのアセチルコリン放出を阻害します。
  • これは主にシナプス小胞の融合や放出メカニズムを妨害することによって起こります。
  • 結果として、筋肉と神経間の効率的な信号伝達が妨げられます。
  1. 鉛:
  • 鉛もまた、神経筋接合部でのアセチルコリン放出を抑制します。
  • カルシウムチャネルの機能を阻害し、シナプス小胞の放出に必要なカルシウムイオンの流入を妨げます。
  • これにより、アセチルコリンの放出が減少し、神経筋伝達が障害されます。

これらの重金属による神経筋接合部の機能阻害は、筋肉の収縮や神経系の正常な機能に深刻な影響を与える可能性があります。

Q: 水銀や鉛の他に、神経筋接合部でのアセチルコリン放出を阻害する金属、重金属はありますか。

はい、水銀や鉛以外にも、神経筋接合部でのアセチルコリン放出を阻害する金属や重金属がいくつか存在します:

  1. カドミウム(Cd)
  • アセチルコリンの放出を強く阻害します
  • シナプス前終末でのカルシウムシグナリングを妨げることで機能を抑制します
  • 神経毒性が非常に高い重金属として知られています
  1. アルミニウム(Al)
  • 神経筋接合部でのシナプス伝達を阻害
  • アセチルコリン受容体の機能に影響を与えます
  • 長期的な暴露で神経系に悪影響を及ぼす可能性があります
  1. マンガン(Mn)
  • 神経伝達物質の放出メカニズムを攪乱
  • 高濃度で神経筋接合部の機能を低下させます
  1. ビスマス(Bi)
  • 神経系の神経伝達に影響を与える
  • アセチルコリン放出経路を部分的に阻害する可能性があります

これらの金属は、様々な機序によって神経筋接合部でのアセチルコリン放出を阻害し、神経系の機能に深刻な影響を与える可能性があります。

Q: 重金属、特に水銀はSNAP-25を切断しますか。

はい、水銀はSNAP-25を切断することが知られています。具体的には:

  1. 水銀(特にメチル水銀)は、SNAP-25のタンパク質分解を引き起こします。

  2. この切断メカニズムは主にタンパク質中のシステイン残基との相互作用によって生じます。水銀はシステインのSH基と強く結合し、タンパク質の構造と機能を破壊します。

  3. SNAP-25の切断は、神経伝達物質の放出、特にアセチルコリンの放出を著しく阻害します。

  4. この現象は、神経毒性のメカニズムの一つとして広く研究されています。SNAP-25の切断は、シナプス伝達の重大な障害を引き起こし、神経系の機能に深刻な影響を与えます。

  5. 特にメチル水銀による神経細胞のSNAP-25切断は、神経変性疾患のリスク増加との関連が示唆されています。

これらの知見は、水銀が神経系に対して持つ深刻な毒性メカニズムの一つを明確に示しています。

このように、重金属には神経伝達を阻害するものがあり、特に水銀はボツリヌス毒素と同じ作用機序を持っています。

ボツリヌス食中毒は、18~19世紀のヨーロッパでソーセージやハムを食べた人の間に起こる食中毒だったそうです。

ボツリヌスの語源はラテン語のbotulus(腸詰め、ソーセージ)であり、19世紀のヨーロッパでソーセージやハムを食べた人の間に起こる食中毒であったためこの名がついた。ドイツの医師で詩人でもあったユスティヌス・ケルナー(ドイツ語版)は一連の中毒を脂肪分に含まれる毒性物質による神経障害と捉え、その後1896年にベルギーの医学者エミール・ヴァン・エルメンゲム (Emile van Ermengem) によって原因菌と毒性物質が発見・命名された。ハムやソーセージに発色剤として添加される亜硝酸塩は、発色作用よりもボツリヌス菌の繁殖を抑える目的で使用されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%84%E3%83%AA%E3%83%8C%E3%82%B9%E8%8F%8C

当時は、食品添加物や調味料に鉛や水銀などの添加物が含まれていましたし、食品偽装もありました。

ソーセージにも鉛や水銀が含まれていたようです。

ボトックス

Q: 18世紀、食品添加物や調味料にも鉛が含まれていた可能性があるとのことですが、具体的に教えて下さい。

18世紀の食品添加物や調味料における鉛汚染は、以下のような形で広く存在していました:

  1. 甘味料・保存料
  • 「砂糖シロップ」の精製過程で鉛容器を使用
  • 果物の保存に鉛を含む容器を利用
  • 蜂蜜の濃縮に鉛製の調理器具を使用
  1. ワインと酒類
  • ワインの甘味付けに鉛含有物質を添加
  • 果実酒の保存に鉛容器を使用
  • 蒸留酒の製造過程で鉛製の器具を使用
  1. 調味料
  • 塩の精製過程での鉛容器使用
  • 醤油や調味液の製造における鉛含有器具
  • ソースや調味料の濃縮に鉛製鍋を使用
  1. 着色料
  • 食品の着色に鉛を含む顔料を使用
  • 菓子類の装飾に鉛系顔料を利用
  1. 保存食品
  • 缶詰や保存食の製造における鉛はんだ
  • 保存容器の鉛釉薬

これらの鉛汚染は、当時の製造技術と衛生概念の未発達さを反映しています。

Q: 当時は、食品偽装の問題もあったようです。ソーセージにはどのような添加物が含まれていましたか。

18世紀のドイツのソーセージには、以下のような様々な添加物や偽装物が含まれていました:

  1. 肉の偽装・増量材
  • パン粉や小麦粉による肉の増量
  • おから、豆類の混入
  • 安価な動物の内臓や屑肉の使用
  1. 保存料・着色料
  • 硝酸塩や亜硝酸塩(肉の色付けと保存)
  • 香辛料(保存効果と風味付け)
  1. 有害な添加物
  • 鉛を含む着色料
  • 水銀を含む防腐剤
  • ホウ砂(防腐剤)
  • 石膏(増量材)
  1. 経済的な偽装
  • 低品質の肉の使用
  • 動物種の偽装(豚肉を牛肉と偽装)
  • 腐敗した肉の再利用
  1. 衛生概念の欠如
  • 腐敗防止のための不適切な添加物
  • 微生物汚染を隠蔽する添加物

これらの偽装は、当時の食品衛生と経済的事情を反映しています。

当時、ボツリヌス中毒に関して、青酸などの無機物が原因とする説と生物毒が原因とする説とで争いがあったようです。

The pretherapeutic history of botulinum toxin

先に挙げた「ケルナー」は、中毒を起こしたソーセージの原材料を調べて、「脂肪」が原因と結論付け、”脂肪毒(つまり、生物毒)”と呼んだそうです。

そして、ソーセージのエキスを動物や自身に投与する実験を行い、その結果から毒素が神経伝達を阻害することを示したようです。

しかし、ソーセージの重金属汚染を無視しているので、この研究には大きな問題があります。

また、「エルメンゲム」がボツリヌス菌を分離し、ボツリヌス毒素の研究を行ったようですが、以下の文献によるとBriegerとKempnerという人たちが純粋化した毒素を用いて実験を行ったようです。

Ueber einen neuen ana~roben Bacillus und seine Beziehungen zum Botulismus.

で、BriegerとKempnerがどのように毒素を発見したのかと言うと、ボツリヌス毒素が破傷風やジフテリアの毒素と同様の性質を持つから同じ方法で抽出できるだろうと推測し、実際にその方法で抽出したようです。

ところが、破傷風菌は未だ一度も確認されていないようです。

【東京保健医療協会】能登半島地震の被災地に行くボランティアを対象に、破傷風ワクチンの無料接種を実施 破傷風菌は未だ一度も確認されず

破傷風毒素と同じ方法でボツリヌス毒素を抽出したとのことですが、口から出まかせの可能性があります。

ボツリヌス中毒により食品衛生の法律が発展し、品質管理システムの構築や食品安全基準の厳格化が進みましたが、衛生管理設備や殺菌装置といった初期投資の増大、製造コストの上昇など、多額の投資が必要となり、大企業による競争力が強化する一方で中小企業は淘汰されました。

生物毒説を唱えていたケルナーやエルメンゲムですが、食品偽装や添加物による食中毒を隠蔽するために、また大企業に利益を誘導するために立てられた工作員かもしれません。

現在、食品の安全基準は厳格化されていますが、食品偽装は未だにあります。

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また、ワクチンにも重金属は含まれています。

乳児ボツリヌス症の原因として蜂蜜が挙げられていますが、実際にはワクチンが原因かもしれません。

ボツリヌス食中毒、ボツリヌス症の原因は菌ではなく、食品添加物やワクチンなどに含まれる重金属である可能性が高いです。

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