原因不明の低カリウム血症とコロナワクチン
血液中のカリウムの値が低下する、低カリウム血症という病気があります。
低カリウム血症は、カリウム摂取の減少のほか、尿や消化管からの大量喪失、カリウムの細胞内への移動、薬物、重金属などによって引き起こされます。
症状は、以下のようなものがあります。
軽度の低カリウム血症（3.0-3.5 mEq/L）
筋・神経症状
- 筋力低下（四肢の脱力感）
- 筋肉痛・筋肉のこわばり
- 疲労感・倦怠感
- 筋けいれん（特に夜間のこむら返り）
消化器症状
- 食欲不振
- 悪心・嘔吐
- 腹部膨満感
- 便秘（腸管蠕動の低下）
その他
- 集中力低下
- 軽度の頭痛
- 手足のしびれ感
中等度の低カリウム血症（2.5-3.0 mEq/L）
筋症状の悪化
- 著明な筋力低下
- 起立困難
- 歩行困難
- 筋肉の線維束攣縮
心血管系症状
- 動悸・不整脈
- 心電図異常：
- T波の平低化・陰転
- U波の出現
- ST低下
- QT延長
腎・泌尿器症状
- 多尿（尿濃縮能低下）
- 夜間頻尿
- 口渇・多飲
重度の低カリウム血症（<2.5 mEq/L）
重篤な筋症状
- 筋麻痺（四肢麻痺）
- 呼吸筋麻痺（呼吸困難）
- 嚥下困難
- 横紋筋融解症
重篤な心症状
- 致命的不整脈：
- 心室頻拍
- 心室細動
- 房室ブロック
- 心停止のリスク
消化器系の重篤症状
- イレウス（麻痺性）
- 重篤な便秘
- 腹部膨満
腎機能障害
- 腎性尿崩症
- 急性腎障害
- 慢性間質性腎炎（長期間の場合）
特殊な症状・合併症
代謝への影響
- 耐糖能異常（インスリン分泌低下）
- 高血圧（レニン-アンジオテンシン系の活性化）
- 代謝性アルカローシス
精神神経症状
- うつ状態
- 不安・焦燥感
- 認知機能低下
- 意識障害（重症例）
骨・関節症状
- 骨痛
- 関節痛
- 骨軟化症（長期間の場合）
症状の特徴
進行性
- 軽度から重度へと徐々に進行
- 慢性例では症状に慣れてしまい自覚されにくい
可逆性
- カリウム補正により多くの症状は改善
- ただし重篤な合併症は不可逆的な場合もある
個人差
- 同じ血清カリウム値でも症状の程度に個人差
- 高齢者では軽度でも症状が強く出ることがある
- 急激な低下では軽度でも重篤な症状
緊急性の判断
即座に医療機関受診が必要
- 呼吸困難・呼吸筋麻痺
- 重篤な不整脈・胸痛
- 四肢の完全麻痺
- 意識障害
早急な受診が必要
- 著明な筋力低下（歩行困難）
- 持続する動悸・不整脈
- 嚥下困難
- 重篤な便秘・イレウス症状
低カリウム血症は軽症であっても突然重篤な不整脈を引き起こす可能性があるため、早期の診断と治療が重要です。
（AI使用）
コロナワクチン接種後に低カリウム血症を発症する人がいるようですが、副作用と認識されずに原因不明とされていることも多いのではないでしょうか。
コロナワクチンには、ヒ素、水銀、カドミウム、鉛、銅、亜鉛、バリウムなどの金属、重金属が含まれていることが判明しています。
https://drrobertyoung.com/wp-content/uploads/2024/10/11102024Diblasietal_ICP-MS_Final_05092024-1.pdf
これらの化学物質は低カリウム血症を引き起こすことが知られています。
Refractory Hypokalemia: A Quiz
Barium poisoning: an uncommon cause of severe hypokalemia
バリウムは、細胞内から細胞外へのカリウムの流出を阻害するため、細胞内のカリウム増加と細胞外の低カリウム血症を引き起こします。
Barium toxicity and the role of the potassium inward rectifier current
ヒ素や水銀、カドミウム、鉛などは、腎臓の機能を傷害し、近位尿細管アシドーシスという病気を引き起こし、低カリウム血症を生じる可能性があります。
しかし、通常の検査では重金属の評価は行われませんし、尿細管機能障害も検出されない可能性が高いのが現状です。医療現場では重金属中毒の可能性が考慮されないことも少なくありません。
この結果、低カリウム血症がワクチンによる副作用であったとしても、原因不明とされる可能性が高いと思われます。
複数の重金属による症状の場合、キレート療法を行うにしても、どの重金属に対して治療を行うべきか判断が困難です。また、治療には多額の費用がかかる上、効果の程度も予測できません。
このような状況を踏まえると、現代医療にも限界があることを認めざるを得ません。そのため、まずはカリウム補充などの対症療法により症状の緩和を図りつつ、心の支えとして信仰や祈りに頼ることも、人として自然で大切なことではないでしょうか。
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