【ウイルスは存在しない】ノーベル生理学・医学賞を受賞した「John Franklin Enders」の論文の問題点(その2)

今回は、ウイルス学の分野でノーベル賞を受賞した「エンダース」の論文について紹介します。

Propagation in Tissue Cultures of Cytopathogenic Agents from Patients with Measles1(21073)

この論文では、ヒトおよびサルの細胞培養を用いて麻疹の病原体を培養する試みが行われています。ポリオウイルスの培養に成功した手法を応用しており、典型的な麻疹患者の血液や咽頭洗浄液から、組織培養で継代可能な病原体を検出できることが示されています。これらの病原体は、腎臓上皮細胞に特徴的な細胞変性(細胞病変、CPE)を引き起こしました。

観察された典型的な細胞変性は以下の通りです。

  • 感染細胞は丸くなり、細胞質が顆粒状になる。
  • 核は濃縮し、細胞は崩壊して培養液中に浮遊する。
  • 感染細胞が融合し、大きな多核性の巨細胞を形成する。
  • 核間に特有の変化(intranuclear changes)が認められる。

このような変化が、感染実験の指標として用いられました。

論文の構造としては、 「麻疹患者由来の材料をヒト腎臓組織培養に接種すると、特定の形態のCPEが観察された」=「麻疹ウイルスが存在し、感染性を有する」 という推論に基づいています。

ただし、研究者自身も指摘している通り、CPEの形態が麻疹ウイルス特有かどうかは未検証であり、サル腎培養など未接種の材料でも同様の変化が起こる場合があります。

つまり、CPEが観察されたからといって麻疹ウイルスが原因であるとは断定できません。また、細胞培養内の病原体を単離して再感染させる実験や、比較対照を用いた特異性の確認も行われていません。論文の結論は「麻疹患者材料でCPEが観察された → 麻疹ウイルスが関与した可能性が高い」という推論であり、ウイルス存在の決定的証拠ではありません。

「ウイルスの純粋分離の証拠はなく、コッホの原則をそのまま適用できるウイルスは存在しない」というと、「ウイルスにはコッホの三原則は適用されない」という反論を受けることがあります。

確かにコッホの三原則は細菌学に由来し、ウイルスにそのまま当てはめるのは難しいとされます。

理由としては

  • 純粋培養が難しい(細胞に依存するため、細菌のように寒天培地で増えない)
  • 不顕性感染がある(感染しても症状が出ないケースが多い)
  • 多因子性の病気(同じウイルスでも発症に個体差・条件差がある) などが挙げられます。

しかし、それは「存在が前提」となっています。これらの理由を挙げても一次的証拠が不要になるわけではありません。存在を前提にした実験結果は、一次的証拠としては十分ではありません。

「ウイルスに三原則を当てはめる必要はない」というのは言い訳にはなりますが、「存在証明を免除する理由」にはなりません。

証拠が不十分なまま「ウイルスが存在する」と結論するのは早計であり、その病気が本当に感染症であるかどうかも、厳密には検証が必要です。

この論文の問題点については、以下の動画でも説明されています。

 

論文では、ポリオウイルスの培養に成功した手法を応用していますが、ウイルス学者は適切な比較対象実験をしておらず、細胞の一部をウイルスとして誤認していたことが判明しています。

また、動画で解説されている通り、適切な比較対象実験をすると、ウイルスの存在がなくても細胞変性効果が現れることが示されています。

そして、そもそも論としてポリオの原因は「農薬」などの毒物であることが判明しています。

【ポリオは人工的に捏造された病気】ポリオの原因は、ウイルスではなく大量に撒かれた農薬だった!! ポリオワクチンも“ただの毒”

「こうしてイルミナティたちは、意図的に毒を撒いて人々を病気にし、それをウイルスのせいなどと偽って、ワクチンや治療薬などを各国に売りつけては暴利を貪ってきたわけです。」

と、RAPT理論+αから引用させて頂いて、締めとさせて頂きます。