「ガン」はただのオデキ(病理学的に)
「ガン(悪性腫瘍)とは体の中にできた出来物(ニキビ)のようなもので、放置しておけば自然と治るもの」とRAPT氏が解き明かして下さってから、7年近く経ちます。
RAPT×読者対談〈第114弾〉癌という病気は存在しない。(前編)
RAPT×読者対談〈第115弾〉癌という病気は存在しない。(後編)
今回は、そのことを裏付けるような記事を病理医が書いてくれていたので、紹介したいと思います。
まず、細胞はストレスや刺激に対して、大きくなったり、数を増やしたり、逆に減って萎縮したり、性質を変化させることで対応するそうです。
そして、対応できないと細胞は死んでしまうのですが、「ガン細胞」の場合は、アポトーシスという方法で、自分でひっそりと死んでいくそうです。
その後、新しい細胞に置き換わるのですが、ダメージが大きいと「線維化」という方法でその部分を埋めてしまうそうです。
病気というのは、細胞にストレスや刺激が加わることです。ストレスに対して細胞は色々な応答をします。そして、その応答は細胞や組織の形の変化として現れます。細胞というのは基本的にはがんばり屋です。何かあるとまずはそれに必死で対応して、平和を維持しようとします。なんとも健気です。平和維持の仕方には4つあります。それは、肥大、過形成、萎縮、化生です。イメージで理解しましょう。
左上に向かう矢印、これが肥大です。細胞が大きくなっていますね。肥大とは1個1個の細胞が大きくなることです。右上に向かう矢印、これが過形成です。過形成とは細胞の数が増えることです。左下に向かう矢印、これが萎縮です。萎縮とは細胞が小さくなり、数も減ることです。右下に向かう矢印、これが化生です。ちょっと理解しづらいかもしれませんが、細胞自体が変化しています。ふつう、組織はいったん成熟すると一生その姿のままですが、ストレスが持続すると自分の姿を変えて別の組織に変化し、ストレスに対応しようとします。この現象を化生といいます。
でも、がんばってもどうしようもない場合がありますね。そのようなときはどうなるか。残念ながら細胞は死んでしまいます。これを細胞死といいます。細胞死には2種類あって、ネクローシスとアポトーシスに分けられます。イメージはこんな風です。
ネクローシスは核がちぎれたり、細胞自体が破裂したりして、中のものが外にどんどん飛び出します。周りにも迷惑がかかります。周囲にどんどんダメージが波及していきます。派手な死に方です。もうひとつの死に方がアポトーシスです。細胞が小さくなっていますね。そして、核がすごく濃くなっています。アポトーシスは大人しい死に方です。周りに迷惑をかけずにひっそりと死んでいきます。これはがんなどの場合に起こります。がんになってしまった細胞はひっそりと自分だけの孤独な死を選びます。僕らの身体の中では、実は日に何万という数のがん細胞ができているのですが、アポトーシスによって、大きいがんにならないうちにひっそりと細胞は死んでいるのです。
死んだ後はどうなるでしょう。そのままでしょうか。いやいや、そんなことはありません。新しい細胞が生み出され、そこには再びもとと同じ組織が作られます。これが再生です。しかし、あまりにもダメージが大きいとどうしても元通りにはならない場合もあります。元通りにできないときはしょうがないので、線維芽(せんいが)細胞という細胞がどんどん集まってきて、線維組織でそこを埋めます。これを線維化といいます。
以上が病気に対する細胞の応答です。すべての段階で形の変化が現れます。したがって、細胞や組織の形を見れば、今どの段階にいるのかがわかります。そして、それは病気の進行具合を反映したものとなるはずです。また、この応答は病気の種類や身体の部位によりません。だから、身体のどこの病気であっても、同じような変化をみることができます。
簡単にまとめておきます。 病気によって、細胞にストレスがかかると、細胞は基本的にがんばる。ストレスにどうしても勝てない場合は、細胞死に陥いる。その後は、細胞や組織が再生し元にもどるが、できない場合は線維化が生じる。これは病気の種類や身体の部位によらない普遍的な応答様式である。
私たちの体に何らかのストレスや刺激が加わると、防御反応として炎症が起きることがあります。
そして、炎症には、大きく分けて「急性炎症」と「慢性炎症」の2つしかないそうです。
急性炎症とは、「急性虫垂炎」や「中耳炎」のような病気で、慢性炎症とは「結核」や「梅毒」のような病気のことです。
急性の炎症が治りきらないと、慢性炎症に移行します。
急性炎症でうまく病原体が排除できなかった場合、慢性炎症へと移行していきます。慢性炎症が起こる状況はある程度限られています。① 傷害性が弱いが持続的な弱い刺激を与える病原微生物(結核菌、らい菌、ウイルス感染など)、② 潜在的に毒性を有する物質への曝露(アスベストや脂質のとり過ぎ)、③ 自己免疫性疾患(自分自身を攻撃してしまう抗体による病気)、④ いったん治まった炎症が繰り返し起こる(慢性胃炎や胆石など)の4つが主な原因です。
慢性炎症では、主役が交代します。まず、好中球に変わって登場するのが、マクロファージ、リンパ球、形質細胞です。マクロファージ、リンパ球、形質細胞をまとめて単核球と呼びます。これらの細胞によって組織破壊と修復が繰り返し行われ続けます。破壊と修復の過程を反映するものが、新生血管と線維化です。組織の再生には血管を通じた栄養の供給が不可欠なため、新しい血管がたくさんできます。線維化は細胞の応答のところでやったやつです。完全な修復がうまくできない場合、とりあえず組織を線維で埋めようとします。慢性炎症のキーワードは、単核球、新生血管、線維化です。顕微鏡でこれらを見つけられれば、慢性炎症といって間違いありません。
「単核球、新生血管、線維化を見つけたら、慢性炎症といって間違いない」そうですが、「ガン」にはマクロファージなどの免疫細胞や新生血管、線維化が見られます。
それでは、「ガン」も結核や梅毒と同じで「慢性炎症」でいいのではないでしょうか。
細胞は、病気の種類や身体の部位によらず、ストレスに対して同じ反応をします。
「慢性炎症」が「ガン」の原因になるという説がありますが、そうではなくて、「ガン」は「慢性炎症」のひとつで、ただの出来物だということです。
そして、先に挙げた通り、「ガン細胞」はひっそりと死んでいくものなのです。体の中にできた出来物も、自然に小さくなり消えていくものなのです。
「ガンが細胞の突然変異によって生じ、人を死に至らしめるまで無限に増殖する」と言ったのは、ウィルヒョウという人物だそうです。
https://ameblo.jp/psymiki1109/entry-12196906738.html
彼は、「病気や怪我を治すのは、我々医師であり、医薬であり、医術である。ただの物体に過ぎない人体に、自ら治る力など存在するわけがない」とも言ったそうで、自然治癒力を無視したトンデモ医のようです。
病気や怪我が自然に治るのは、誰もが経験していることなのですが。
そして、ウィルヒョウに「近代医学の父」に仕立て上げたのがロックフェラー一族で、インチキな医療利権・薬物利権が作り上げられたそうです。
抗がん剤の副作用に「ガン」がありますが、繰り返し毒を投与して炎症を起こし続ければ、新たな出来物ができて当然です。
抗がん剤治療よりも、無治療のほうが治りやすいというのも、当然の話です。
https://harvest7777.hatenablog.com/entry/2020/12/30/133432
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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