コロナワクチン副反応疑いの症状と「接種から発生までの日数」の関係をグラフ化(その2)。

今回も、厚生労働省に報告された「コロナワクチン副反応疑い」のデータのうち、ファイザー(コミナティ筋注:起源株)のデータから解析しました。

脳神経、血栓、血管炎と「接種から発生までの日数」の関係を調べてみました。

〇 脊髄炎・急性散在性脳脊髄炎・視神経脊髄炎

脊髄炎

副作用名「脊髄炎」で調べたところ、脊髄炎・急性散在性脳脊髄炎・視神経脊髄炎の3つがヒットしました。

報告数は115件で、脊髄炎が61件、急性散在性脳脊髄炎が54件、視神経脊髄炎が6件でした(複数の症状を有している人がいたので、報告数よりも多くなっています)。

発生日時が不明のもの(10件)を除き、105件で解析しました。

接種日から2日間で37件(35.2%)、7日間で65件(61.9%)、28日間で100件(95.2%)、40日間で102件(97.1%)発生していました。

〇 脊髄炎

脊髄炎とは、脊髄せきずいに炎症が引き起こされた状態を指します。

脊髄は神経の束であり、運動や感覚などに重要な役割を担っています。そのため、脊髄炎が生じると、手足の麻痺や感覚障害、また排尿や排泄に関する症状などが生じることもあります。

脊髄炎は、感染症やワクチン接種、薬剤、自己免疫疾患などが原因で発症します。

(筆者注:感染症としてウイルスが挙げられていますが、ウイルスは存在していないので薬害と考えられます。)

〇 急性散在性脳脊髄炎

ウイルス感染やワクチンの接種後に起こる脳や脊髄、視神経の炎症のことです。頭痛や、吐き気、意識障害、けいれん、麻痺などさまざまな症状が現れます。

(筆者注:こちらもウイルスは存在していないので薬害と考えられます。)

〇 視神経脊髄炎

視神経と脊髄(背骨の中にある神経)に繰り返して炎症が起こる病気のことです。免疫機能(自分の身体を細菌やウイルスから守るメカニズム)の異常によって起こる自己免疫疾患の1つと考えられています。

〇 末梢神経障害

末梢神経障害

末梢神経障害の報告数は323件で、発生日時が不明のもの(13件)を除き、310件で解析しました。

接種日から2日間で254件(81.9%)、7日間で285件(91.9%)、28日間で308件(99.4%)、40日間で308件(99.4%)発生していました。

〇 末梢神経障害

末梢神経とは中枢神経(脳と脊髄)以外の神経を指します。体中の至るところに張り巡らされており、筋肉を動かしたり、感覚を受け取るなどの役割を担っています。末梢神経がダメージを受けた状態を末梢神経障害と言います。末梢神経障害が起こると下記のように手足の動かしづらさやしびれ、排尿障害や排便障害といった症状が現れます。症状は障害が起こった場所によって異なるので多様です。

末梢神経障害について

末梢神経の障害により、手足の動かしづらさやしびれ、自律神経障害などを起こす状態の総称。

  • 運動神経に障害が起こると手足の動かしづらさが起こる
  • 感覚神経に障害が起こるとしびれが起きたり感覚が鈍くなったりする
  • 自律神経が障害されると、排尿障害や排便障害などが起こる

〇 血栓症

血栓

血栓症の報告数は233件で、発生日時が不明のもの(18件)を除き、215件で解析しました。

接種日から2日間で85件(39.5%)、7日間で144件(67.0%)、28日間で200件(93.0%)、40日間で202件(94.0%)発生していました。

血栓症に関しては、動脈血栓症や深部静脈血栓症、血小板減少症を伴う血栓症の他、脳・心臓・肺・腸の血栓症など各臓器に見られました。

〇 血管炎

血管炎

血管炎の報告数は79件で、発生日時が不明のもの(10件)を除き、69件で解析しました。

接種日から2日間で34件(49.3%)、7日間で49件(71.0%)、28日間で63件(91.3%)、40日間で63件(91.3%)発生していました。

今回は以上です。

データの数が少ないですが、接種日近傍にイベントが発生していますので、ワクチン接種が原因で発症したと考えられます。

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