ワクチンや薬に含まれる重金属は、内分泌かく乱物質だった。
今回の記事はタイトルの通り、薬は「内分泌かく乱物質」だという内容です。
内分泌とは、細胞から血液中などにホルモンを放出することで、内分泌される物質を「ホルモン」と呼びます。
それに対して、外分泌は細胞から体の外に汗や唾液を出すことを言います。
で、「内分泌かく乱物質って何?」ということで、環境省のホームページから引用します。
Q2:ホルモン、内分泌系について教えて下さい。
ホルモンは、ごくわずかな量で生理的な作用の調節を行う化学物質のことで、内分泌腺で作られ血液中に分泌された後、標的器官(ホルモンが作用を及ぼす器官)に運ばれ、作用します(下図参照)。こういった体の調節機能に関わるシステム全体が、「内分泌系」です。
https://www.env.go.jp/chemi/end/endocrine/1guide/first_q2.html
Q3:では、化学物質で内分泌がかく乱されるとはどういうことでしょうか?
一部の化学物質は、受容体に結合してホルモンのふりをしたり、ホルモンの働きなどを邪魔したりすることによって、内分泌の一連の働きを乱すことが分かっています。このように、化学物質が内分泌の働きを乱し(一連の過程に変化を与え)、生物にとって有害な影響を与えることを「化学物質の内分泌かく乱作用」と呼びます(仕組みについてはQ4参照)。 よく使用されている「環境ホルモン」という言葉は、環境中に存在して、生物に対しホルモンのような影響を与える化学物質、ということで、内分泌かく乱作用を持つ化学物質の俗称として用いられているものです。
https://www.env.go.jp/chemi/end/endocrine/1guide/first_q3.html
Q4:化学物質が内分泌をかく乱する仕組みを教えて下さい
化学物質が内分泌をかく乱する例として以下の5つが挙げられます。
1.受容体に結合して、ホルモンのふりをする(促進)
本来のホルモンの代わりに、かく乱作用を持つ物質が結合してホルモンのふりをします。その結果、本来よりも指令がたくさん出されてしまいます。
2.受容体に結合して、ホルモンの邪魔をする(阻害)
本来のホルモンの代わりに、かく乱作用を持つ物質が結合してしまい、必要な指令が出されなくなってしまいます。
3.受容体に結合せず、ホルモンの整合性、代謝を促進/阻害する
受容体には結合せず、かく乱作用を持つ物質がホルモン自体の合成を邪魔したり促したりします。その結果、必要な指令が出されなくなったり、本来よりも指令がたくさん出されてしまいます。
4.受容体の数を増やしたり減らしたりする
かく乱作用を持つ物質が受容体の数を増やしたり、減らしたりします。その結果、必要な指令が出されなくなったり、本来よりも指令がたくさん出されてしまいます。
5.本来のホルモン量の調節(フィードバック)を狂わす
フィードバック機構とは: 本来、人間の体には、ホルモンを作り出す器官に必要以上のホルモンを体に出させないようにするホルモン量の調節(フィードバック)機構が備わっています。 かく乱作用を持つ物質によってフィードバックが行われなくなると、必要のない指令が出され続けます。
https://www.env.go.jp/chemi/end/endocrine/1guide/first_q4.html
前置きが長くなりましたが、それでは「内分泌かく乱物質」にはどのようなものがあるのでしょうか。
環境省のホームページには、経口避妊薬や、更年期障害の治療薬、流産防止薬などの合成女性ホルモンや、一部の化学品が例に挙げられていますが、大事なところが抜けています。
https://www.env.go.jp/chemi/end/endocrine/1guide/intro_q4.html
以下の論文は、重金属の内分泌かく乱作用について記載されています。鉛や水銀、カドミウム、ヒ素、銅、ニッケル、亜鉛、マンガンなどが良く知られているようです。
Effects of Endocrine-Disrupting Heavy Metals on Human Health
論文によると、「内分泌かく乱物質」はどこにでもあって、重金属、農薬、可塑剤、医薬品、パーソナルケア製品、食品、食品包装などの日用品に含まれているそうですが、医薬品には重金属が含まれていますし、パーソナルケア製品にも重金属を含むものがあります。
また、現在はどうか分かりませんが、昔は大量の重金属が農薬に含まれていました(農薬及び肥料中における重金属等有害物質の含有状況ならびに使用実績等に関する質問主意書)
- 可塑剤(かそざい)とは、ある材料に柔軟性や弾性を与えるために添加される物質の総称である。一般的には、プラスチックやゴムといったポリマーに対して使用される。可塑とは「柔らかく形を変えやすい」という意味の語である
ですから、重金属が非常に大きなウェイトを占めていると思います。
繰り返しになりますが、薬には重金属が含まれているので、薬が大好きな日本人は、薬から最も重金属を摂取しています。
重金属の内分泌かく乱作用は明らかにされていますが、動物実験では単一の重金属に焦点が当てられているので、複数の重金属にばく露された場合、どのような影響がでるのかまだ分かっていないようです。
薬を飲めば飲むほど、ホルモンの働きが過剰になったり、逆に阻害されたりして、体の機能が損なわれ、体内の内部環境を正常に保ち続けることができなくなりますし、重金属そのものの毒性もありますから、病気が雪だるま式に増えていきます。
薬もワクチンも毒だということは間違いありませんから、薬とワクチンは避けましょう。
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