アルツハイマー病他、神経変性疾患は薬害。

前回記事で、フォールディング病という病気について少し触れましたが、フォールディング病はどうして起こるのかというお話です。

  • フォールディング病:タンパク質のミスフォールディングが原因で細胞が死んでしまい運動障害や言語障害などが現れる病気。その代表的な例はプリオン病(BSE・狂牛病)やパーキンソン病、アルツハイマー病など。

正しくは「蛋白質ミスフォールディング病」というのかもしれませんが、この病気についての記事を引用します。

蛋白質はリボソームで産生された段階では、アミノ酸が直線的につながったヒモ状の構造をとっているが、小胞体に輸送され折りたたまれることによって特有の立体構造(ネイティブ構造)を形成して蛋白質本来の機能を獲得する。蛋白質の折りたたみは、折り紙に例えられる。折り紙が英語でペーパー・フォールディング(paper folding)であるのに対して、蛋白質の折りたたみ反応は、プロテイン・フォールディング(protein folding)と呼ばれている。蛋白質ミスフォールディング病(protein misfolding disease)とは、蛋白質が正しくフォールディングできない、あるいは一旦正しくフォールディングした蛋白質のネイティブ構造が変性(ミスフォールディング)することにより引き起こされる疾患群である。近年、アルツハイマー病やパーキンソン病など、従来神経変性疾患と呼ばれていたほとんどの疾患が蛋白質ミスフォールディング病であることが明らかになってきた。

ミスフォールディング病1

〇 蛋白質ミスフォールディング病の発症機序と治療戦略

https://www.jstage.jst.go.jp/article/shinshumedj/56/3/56_3_115/_pdf

前回記事でも細胞にはタンパク質の品質管理システムがあるとお伝えしましたが、この品質管理システムが破綻することでミスフォールディング病が発症すると、引用記事に記載されています。

で、代表的な蛋白質ミスフォールディング病には以下のようなものがあります(上記記事より引用)。

ミスフォールディング病

 

画像が表示されなかったときのため、疾患名だけ箇条書きにしておきます。

  • パーキンソン病
  • レビー小体型認知症
  • 多系統萎縮症
  • ハンチントン病
  • 脊髄小脳変性症 (SCA1,2,3,6,7,12,17,DRPLA)
  • 球脊髄性筋萎縮症
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • 前頭側頭型認知症(ピック病、皮質基底核変性症などを除く)
  • ピック病
  • 進行性核上性麻痺
  • 皮質基底核変性症
  • アルツハイマー病
  • 脳血管アミロイドーシス
  • クロイツフェルト・ヤコブ病
  • 透析アミロイドーシス
  • ALアミロイドーシス
  • AAアミロイドーシス
  • 家族性アミロイドポリニューロパチー

では、蛋白質ミスフォールディング病の原因は何でしょうか。

以下の記事には、重金属およびメタロイド(半金属)が、蛋白質のフォールディングを妨げ、蛋白質の凝集を誘導すると記載されています。

While the toxicity of metals and metalloids, like arsenic, cadmium, mercury, lead and chromium, is undisputed, the underlying molecular mechanisms are not entirely clear. General consensus holds that proteins are the prime targets; heavy metals interfere with the physiological activity of specific, particularly susceptible proteins, either by forming a complex with functional side chain groups or by displacing essential metal ions in metalloproteins. Recent studies have revealed an additional mode of metal action targeted at proteins in a non-native state; certain heavy metals and metalloids have been found to inhibit the in vitro refolding of chemically denatured proteins, to interfere with protein folding in vivo and to cause aggregation of nascent proteins in living cells. Apparently, unfolded proteins with motile backbone and side chains are considerably more prone to engage in stable, pluridentate metal complexes than native proteins with their well-defined 3D structure. By interfering with the folding process, heavy metal ions and metalloids profoundly affect protein homeostasis and cell viability. This review describes how heavy metals impede protein folding and promote protein aggregation, how cells regulate quality control systems to protect themselves from metal toxicity and how metals might contribute to protein misfolding disorders.

(以下、機械翻訳)

ヒ素、カドミウム、水銀、鉛、クロムなどの金属や金属化合物の毒性は議論の余地がないが、その根底にある分子メカニズムは完全には明らかになっていない。一般的なコンセンサスでは、タンパク質が主要な標的であるとされている。重金属は、機能的な側鎖基と複合体を形成することによって、あるいは金属タンパク質中の必須金属イオンを置換することによって、特定の、特に影響を受けやすいタンパク質の生理活性を阻害する。最近の研究では、非ネイティブ状態のタンパク質をターゲットとした金属作用の新たな様式が明らかにされた。ある種の重金属やメタロイドは、化学的に変性したタンパク質のin vitroでのリフォールディングを阻害し、in vivoでのタンパク質のフォールディングを妨害し、生きた細胞内で新生タンパク質の凝集を引き起こすことが発見された。明らかに、運動性のある骨格と側鎖を持つアンフォールディングタンパク質は、3次元構造が明瞭なネイティブタンパク質よりも、安定な多座金属錯体を形成しやすい。フォールディングプロセスを阻害することで、重金属イオンやメタロイドはタンパク質のホメオスタシスや細胞の生存能力に重大な影響を及ぼす。本総説では、重金属がどのようにタンパク質のフォールディングを阻害し、タンパク質の凝集を促進するのか、細胞がどのように金属毒性から身を守るために品質管理システムを調節するのか、そして金属がどのようにタンパク質のミスフォールディング障害に関与する可能性があるのかについて述べる。

Heavy metals and metalloids as a cause for protein misfolding and aggregation

タンパク質のミスフォールディングと凝集の原因としての重金属とメタロイド

では、重金属はどこから私たちの体に入ってくるのかというと、薬が主な経路と考えられます。

日本人を対象にした研究では、薬と食習慣、生活習慣、運動のうち、薬が3倍以上も腸内細菌に影響を及ぼしている(耐性菌を誘導している)のですが、薬剤耐性菌は重金属耐性菌ですから、日本人は薬から最も重金属を摂取していることになります。

腸内細菌と薬

薬の種類や多剤併用が及ぼすヒト腸内細菌への全貌を解明~世界に類を見ない腸内細菌叢ビッグデータベースを構築~

腸内細菌叢の乱れと回復

やはり薬剤耐性菌は、重金属耐性菌だった!!

というわけで、薬が蛋白質ミスフォールディング病の主たる原因と言えます。有名なものは、アルツハイマー病とパーキンソン病でしょうか。

もちろん、重金属を含むワクチンも原因に含まれます。

ひどい話です。

薬を飲めば飲むほど病気になり、最後は寝たきり、廃人になります。そして医療利権はぼろ儲けです。

というわけで、安易に薬に頼らないでくださいね。

裏社会による向精神薬の蔓延計画が着実に進んでいます。安易に薬に頼る道が、あなたを廃人同様にします。

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