腸内細菌叢の乱れと回復

前回と前々回の記事にて、抗生物質に水銀が含まれている可能性と、水銀には殺菌作用があり、腸内細菌叢が乱れること、また、コロナワクチンで腸内細菌が減少することをお伝えしました。

今回は、乱れた腸内細菌叢は元に戻るのかというお話です。

結論から言いますと、元に戻ります。

ですから、「コロナワクチン接種で腸内細菌が破壊される」という話を聞いても、不安になる必要はありません。

また、「腸内細菌叢が破壊されるとがんになる」という話を聞いても、「がん」は嘘の病気で、ニキビや吹き出物のようなデキモノと同じで、無限に大きくなるものではありませんから、これも不安になる必要はありません。

なお、腸内細菌叢が乱れるというのは、腸内細菌がゼロになるのではなく、ある種の菌が減少し、別の菌が増加することです。無菌状態ではありません。

では、ここから根拠となる研究を引用させて頂きます。

〇本研究のポイント

  • 日本人約4,200例を対象に、糞便のショットガンメタゲノムシークエンス1)を行い、膨大な生活習慣や臨床情報と腸内微生物叢情報を統合した世界初の大規模マイクロバイオームデータベースを構築しました。
  • 腸内細菌叢に影響を与える外的・内的要因を網羅的に調査し、薬剤投与が食事、生活習慣、疾患よりも腸内細菌叢に与える影響が強いことを発見しました。
  • 腸内細菌叢に影響を与える薬剤の種類を詳細に調べ、影響の強さでランキング化したところ、消化器疾患薬や糖尿病薬の影響度が高いことを発見しました。
  • 薬剤の多剤併用(ポリファーマシー)による腸内細菌種の変化、細菌の遺伝子機能プロファイルの変化、薬剤耐性遺伝子プロファイルの変化を同定しました。
  • 個々の薬剤や多剤併用による腸内細菌叢の変化は、薬剤の使用中断や投与数の減少により元の状態にまで戻すことができることを見出しました。

薬の種類や多剤併用が及ぼすヒト腸内細菌への全貌を解明~世界に類を見ない腸内細菌叢ビッグデータベースを構築~

腸内細菌を最も破壊するのは薬だそうですが、薬を中断するか投与数を減らすと元に戻るとはっきりと書いてあります。

ですから、今後、ワクチンや薬を避ければ自然に回復すると思います。

それで、興味深いのは、抗生物質よりも消化器系の薬のほうが影響が強いということです。

消化器疾患治療薬、糖尿病薬、抗生物質、抗血栓薬、循環器疾患薬、脳神経疾患薬、抗がん剤、筋骨格系疾患薬、泌尿器・生殖器疾患薬、その他(呼吸器系疾患薬や漢方薬)の順で影響が強いことが分かりました(図2B)。

腸内細菌と薬

薬の種類や多剤併用が及ぼすヒト腸内細菌への全貌を解明~世界に類を見ない腸内細菌叢ビッグデータベースを構築~

論文には色々と考察が書かれていましたが、もしかしたら水銀やその他の毒物が、密かに混ぜられているのかもしれません。

これは、腸内細菌叢の研究をする前に、薬に何が入っているのか調べたほうがいいのではないでしょうか。

また、コロナウイルス感染と腸内細菌叢との関連を調べる研究もありますが、そもそもコロナウイルスが存在していないので、何の関係もないとしか言いようがありません。

とりあえず、腸内細菌叢は一時的に乱れても自然に治るので、あれこれと気にする必要はないと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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