重金属と薬剤耐性菌
前回記事の中で、腸内細菌をもっとも破壊するのは薬で、抗生物質よりも消化器疾患治療薬や糖尿病薬のほうが影響が強いとお伝えしました。
それで、殺菌作用がある物質にはどのようなものがあるのかと疑問に思い、殺菌作用のある物質について調べると、検索によく出てくるのは金属でした。
重金属イオンに抗菌性があるのはすでに良く知られている。ここで取り上げている銀や銅イオンだ けではなく,金や水銀,スズ,鉛,亜鉛,カドミウムイオンなどにも抗菌性がある。生物で良く利用されているマンガンイオンも高濃度になれば微生物を死滅させる効果があることも知られている。ニーズ(Nies)らは大腸菌細胞を用いて重金属の抗菌性を比較している。その結果を表1に示した 。水銀イオンが最も抗菌性が高く,次いで金や銀イオンとなっている。
ここで注目すべき点は,抗菌性が高いにもかかわらず抗菌剤として利用できない重金属が多いことである。その原因はヒトに対する安全性である。水銀イオンなどは非常に高い抗菌性を有しているが,毒性が高く,例えば,水俣病の原因となったのがメチル水銀であることからも容易に想像できる(金属水銀など金属体として存在している場合には毒性はほとん どない)。塩化水銀(II)では,マウスの経口投与によるLD50は6mg/kgである。これに対して硝酸銀ではLD50が50mg/kg,塩化銅のLD50は290mg/kgであり,水銀などに比べると比較的安全性が高いと言える。
また、金属以外にも殺菌作用のあるものは沢山ありました。
「ホルマリン」や「エタノール」もそうですし、「フェノール」や「クレゾール」という「ベンゼン」から作られる消毒薬もあって、もしかしたら「ベンゼン」そのものにも殺菌作用があるかもしれません。
そして、「ベンゼン」などの有機溶媒に対して耐性をもつ細菌がいるようですし、「ベンゼン」を含む薬があります。
それで、「ベンゼン」も薬剤耐性菌(抗生物質耐性菌)の原因だろうかと考えて、その可能性もあるかもしれませんが、水銀が体内に溜まっていると抗生物質が効きにくいという話があるので、やはり、水銀は耐性菌の原因として挙がると思います。
次に、ある抗生物質が効かなくなった時に、別の種類の抗生物質を使いますが、水銀以外の金属が含まれているのかもしれません。
そして、様々な金属に耐性をもつようになった菌が、多剤耐性菌と呼ばれるものかもしれません。
それで、消化器疾患治療薬で、例えば胃酸の分泌を抑える薬(プロポンポンプ阻害薬:以下、胃薬)が腸内細菌叢に強い影響を及ぼすようですが、この胃薬の副作用は抗生物質と似ています。
また、この種の胃薬を長期内服することで、総心血管疾患(脳梗塞、冠動脈性心疾患、心不全)、心不全単独のリスクが2倍以上になるという報告や、不整脈の副作用の報告もあります。
〇 Association of Proton Pump Inhibitors With Higher Risk of Cardiovascular Disease and Heart Failure
Pantoprazole (Proton Pump Inhibitor) Contributing to Torsades de Pointes Storm
これと似たように、ある種の抗生物質は、大動脈解離や大動脈破裂、心不全を引き起こす僧帽弁閉鎖不全症や大動脈弁閉鎖不全症、不整脈を起こすことが知られています。
〇 These Common Antibiotics May Hurt Your Heart, Here’s What to Know
〇 Commonly used antibiotics may lead to heart problems
〇 Antibiotics Linked to Fatal Heart Condition
〇 FDA Issues Warning on Antibiotic and Fatal Heart Rhythms
これらの副作用を見ていると、コロナワクチンの副作用にも似ていますが、コロナワクチンには水銀の他、カドミウムなど様々な重金属が含まれていると言われており、腸内細菌叢を乱します。
〇 【アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の職員による内部告発】インフルエンザワクチンには25mgの水銀、コロナワクチンには25〜30mgの水銀が入っている
〇 モデルナ製コロナワクチンにはイタイイタイ病の原因となった重金属「カドミウム」が含有 脳神経に悪影響を及ぼすアルミニウムも
こうして考えてみると、消化器疾患治療薬や糖尿病薬など様々な薬に、重金属が含まれているのかなと思います。
ワクチンや薬は世界中で使用されていますから、抗生物質を服用していない人やペットから薬剤耐性菌が検出されても不思議ではありません。
「細菌のプラスミドにコードされた耐性化遺伝子が微生物間を移動する」「耐性菌の性質は、細胞間を移動する。いったん耐性菌が出現すると、非常に速いスピードで、世界規模で拡散する」という説がありますが、そうではないと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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