コーラとエナジードリンクとコカインと重金属
前回記事にて、コカインなどの違法薬物に重金属が含まれている可能性をお伝えしました。
違法薬物と薬、重金属の副作用がよく似ており、これらの薬物に重金属が含まれているのではないかと疑い、実際に薬には重金属が含まれていました。
では、違法薬物はどうなのかというと、取り敢えずコカインには、鉛、ヒ素、クロムといった有害な重金属が含まれているようです。
分析されたのは、鉛、銅、マグネシウム、マンガン、クロム、ヒ素、ニッケル、鉄、コバルト、カルシウムの10種類の金属で、カルシウムやマグネシウム、亜鉛、鉄も含まれていたようです。
The trafficking of cocaine has become a global challenge now and Ghana is no exception. Cocaine is a whitish powder, which is, produced both from natural and synthetic means. This paper studied the metal content of seized cocaine in Ghana and the data used for batch identification. Ten metals, namely, Pb, Cu, Mg, Mn, Cr, As, Ni, Fe, Co and Ca were analyzed in 37 samples which were sampled from 2010 to 2014. Analyses of the metals were done using ICP-MS and data was analyzed using statistical tools. The results showed that, calcium recorded the highest amount in all the samples with a mean of 64.94mg/kg followed by Magnesium, Zinc and Iron with mean values of 24.35mg/kg, 6.25mg/kg and 2.65mg/kg, respectively. All the samples, within-seizure classification under class A showed to significant differences between each pair at a confidence level of 95%. With three sample pairs under class B in the within-seizure classification, one of the pairs; 103A and 105B showed no significant differences between them even though they were sampled from two different packages from the same seizure. Five samples from five different seizures also showed a significant difference among them showing that they came from different batches or origin. It is confirmed that seized cocaine contained poisonous heavy metals like Lead, Arsenic and Chromium, which have the amount that could affect the user-provide figures. Based on the data gathered from the within-seizure class A group, it could be proposed that a missing cocaine could be identified by its metal content.
(機械翻訳)
コカインの密売は世界的な問題となっており、ガーナも例外ではない。コカインは白っぽい粉末で、天然と合成の両方から生産される。本稿では、ガーナで押収されたコカインの金属含有量を調査し、そのデータをバッチ識別に使用した。2010年から2014年にかけて採取された37検体について、Pb、Cu、Mg、Mn、Cr、As、Ni、Fe、Co、Caの10種類の金属を分析した。金属の分析はICP-MSを用いて行われ、データは統計ツールを用いて分析された。その結果、全てのサンプルにおいてカルシウムが平均64.94mg/kgと最も多く、次いでマグネシウム、亜鉛、鉄がそれぞれ平均値24.35mg/kg、6.25mg/kg、2.65mg/kgであった。クラスAの押収品内分類では、すべてのサンプルで各組間に95%の信頼水準で有意差が認められた。クラスBに分類された3組のサンプルのうち、103Aと105Bの1組は、同じ押収品から採取された2つの異なるパッケージから採取されたにもかかわらず、両者の間に有意差は認められなかった。また、5つの異なる押収品から採取された5つのサンプルは、ロットまたは産地が異なることを示す有意差を示した。押収されたコカインには、鉛、ヒ素、クロムといった有毒な重金属が含まれていることが確認された。押収されたクラスAのグループから収集されたデータに基づいて、金属含有量によって紛失したコカインを識別することが提案された。
ま、重金属が入っていようがなかろうが、コカイン自体が毒ですし、自分はそんな薬に手を出さないから関係ないと思われるかもしれません。
しかし、「レッドブル」からコカインが検出されたことがあるので、気付かないうちにコカインや重金属を摂取してしまっているかもしれません。
【6月2日 AFP】香港(Hong Kong)当局は、オーストリアの健康飲料メーカー大手レッドブル(Red Bull)の飲料からコカインの痕跡を検出したと発表した。一方、台湾でも数日前、地元当局がレッドブル約1万8000ケースを押収している。
香港政府の食品安全センター(Centre for Food Safety)関係者によると、分析の結果、「レッドブル・コーラ(Red Bull Cola)」、「レッドブル・シュガーフリー(Red Bull Sugar-free)」、「レッドブル・エナジードリンク(Red Bull Energy Drink)」から微量のコカインが検出されたという。
香港当局は1日夜、声明を発表し、レッドブルの飲料製品が大手スーパーから撤去されたことを発表した。飲料製品に含まれているコカイン量は、健康被害がでるほどではないという。声明によると、食品安全センターは、飲料製品1リットルあたり0.1-0.3マイクログラムのコカインを検出した。
レッドブルは、コカインが検出されたとの発表をただちに否定、独立機関による分析ではコカインの痕跡は検出されていないと述べた。
一方、30日には台湾当局が、オーストリアから輸入したレッドブルの飲料製品に微量のコカインが含まれていることが判明したことを受けて、同飲料約1万8000ケースを押収したと発表していた。台湾当局は、調査の結果が出るまで店頭からレッドブル飲料を一時撤去するよう命じている。(c)AFP
コカイン量はごく微量で、健康被害が出るほどではないと書かれていますが、コカインは依存性が高いですから、中毒になるかもしれません。
そして、エナジードリンクを毎日1本飲むと、脳卒中のリスクが5倍増加しますし、脳卒中以外にも、不整脈、心筋梗塞、痙攣、精神障害などの健康被害を起こします。
エナジードリンクの健康被害は、含まれているカフェインが主な原因だと言われていますが、コカインやコカインに含まれる重金属によって健康を害している可能性も否定できません。
また、エナジードリンクだけでなく、昔は「コカ・コーラ」にコカインが含まれていました。
薬剤師であったジョン・ペンバートン氏は、1880年ごろ、「奇跡の植物」として注目を集めていた「コカ」を使い、ワインにコカの成分を溶かし込んだ飲み物を開発しました。「コカ」とはつまり「コカイン」のことで、コカの葉から抽出したコカインの成分が微量含まれていました。アルコールとコカインが組み合わさることで、うつ状態を改善し、活力を与える薬として人気商品となりました。
しかし、当時欧米で巻き起こっていた禁酒運動が盛り上がりを見せ、ペンバートン氏が作ったアルコール飲料も非難対象となってしまいました。当時コカインは麻薬とは考えられておらず、コカインより酒の方が問題視されていたわけです。ペンバートン氏は禁酒中でも飲めるコカを使った飲み物を模索し続け、1886年にコカ・コーラを完成させました。このとき、コーラ原液を水と間違えて炭酸水で割るというラッキーな偶然が重なったともいわれています。
コカインが入ったコカ・コーラは発売直後から大ヒット商品に。戦争で傷ついた兵士や学者、医師、弁護士など上流階級からも支持され、まさに国民的飲料になりました。その後、誰にでも手に入る飲料にコカインが入っていることへの国民の不安感が徐々に高まったため、1903年コカ・コーラからコカインが除去されました。この当時、法律上コカインは合法で、アメリカでコカインが正式に禁止となったのは1922年のことでした。もちろん現在のコーラには、コカインは含まれていません。
また、コカ・コーラとともに日本で知られるペプシコーラも薬として販売されていました。発明したのはキャレブ・ブラッドハム氏で、この方も薬剤師でした。主にコーラナッツ、バニラビーンズ等を原材料にした消化不良の治療薬として考案され、当初は“Brad’s Drink”(ブラッドの飲み物)と呼ばれたそうです。のちに、消化酵素のペプシンを含んでいることに由来して「ペプシコーラ」という商品名になりました。
コーラにこんな歴史があったことは意外ですね。ちなみに現在のコーラのレシピ詳細はどちらも非公開となっていますが、原材料は糖類、炭酸のほか、酸味料、カフェイン、カラメル色素とされており、薬としての要素は一切なくなりました。薬でなくなっても、爽やかな甘さで気分をリフレッシュさせてくれるコーラは、人が集まる楽しいシーンには不可欠な炭酸飲料として、今も世界中で愛されています。
では、今は本当にコカ・コーラにコカインが含まれていないのでしょうか。
2016年に、コカ・コーラの工場からコカインが押収されていますが、どうなんでしょう。
これは実話だ。
アメリカの飲料大手メーカー、コカ・コーラのフランス南部シーニュにある工場で、従業員が配送コンテナの中におよそ815ポンド(370kg)のコカインが入っているのを発見した。
コスタリカからの積み荷にはオレンジ果汁の濃縮液が入っているはずだったが、代わりに末端価格5500万ドル(約57億円)相当のコカインが入っていた。
|#Marseille| Var: 370 kilos de cocaïne saisis dans un container de Coca-Cola: La marchandise illicite valait ... https://t.co/hQI4sWLx3S
— DirectMarseille (@DirectMarseille) August 31, 2016地元の検察官ザビエル・タラボー 氏はBBCの取材に、「これは非常に悪質なプレゼント」だと語った。
インディペンデント紙によると、この工場では、コカ・コーラ社製品に使うさまざまな濃縮液が製造されている。
テレグラフ紙によると、仏コカ・コーラ社の広報担当は、薬物を発見した従業員たちはすぐにこれを報告し、容疑者とはみなされていないと述べた。
コカ・コーラの工場でコカインが発見されたことで、同社のルーツを思い浮かべる。コカ・コーラ社は清涼飲料にコカインを「添加物」として使用したことは一度もないと主張しているが。
真偽不明の都市伝説を紹介するサイト「snopes.com」によると、初期の製品にはコカの葉の抽出液を利用していたため、コカインが含有されていたはずだと考えられるが、正確な含有量は不明であり、19世紀終わりまでにコカインはほとんどコーラに使用されなくなったという。
コカ・コーラを飲みすぎると不整脈が起こり、死亡事故も発生しているようです。
コカ・コーラで、血液中のカリウム濃度が低下する「低カリウム血症」にもなるようです。
〇 コーラを飲み過ぎると不整脈や呼吸筋麻痺に陥る危険性があることが判明
- 低カリウム血症:カリウムは体内に含まれる電解質(ミネラル)であり、心臓をはじめとした全身の筋肉が働く際に重要な役割を果たします。正常では血液中のカリウム濃度は4.0mEq/L前後に維持されていますが、血液中カリウム濃度が3.0mEq/L以下ほどに下がってくると、脱力感、筋力低下、怠さなどの症状が出てくる人もいます。また、さらに血液中カリウム濃度が低下すると手足が麻痺する、手足が痺れるなどの症状が出現したり、不整脈などが起きる可能性があります。
同様に、コカインでも「低カリウム血症」になります。
Typically, hypokalemia occurs in acute cocaine intoxication from intracellular shifts of potassium ions. This corrects as the intoxication resolves
(機械翻訳)通常、急性コカイン中毒では、カリウムイオンの細胞内シフトから低カリウム血症が起こる。これは中毒が治まるにつれて改善する。
ただ、コカ・コーラにはカフェインが含まれており、カフェインを大量に摂取しても低カリウム血症になるようですから、これだけでは一概には言えません。
〇 Caffeine-induced hypokalemia: a case report
コカ・コーラに今もコカインが含まれているかどうかは分かりませんが、エナジードリンクと同じく、体に悪いということは間違いありません。
RAPT氏の言葉を借りるなら、「お飲みになるのは自由ですが、くれぐれもご注意ください。」です。
〇 コカコーラのCMから分かる。イメージ戦略とは人の害になるものを売り込む戦略ということ。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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