「コロナワクチンDNA混入疑惑で、遺伝子組み換え人間に!?」という妄想。
コロナワクチンにDNAが混入されている疑惑についてです。
疑惑の発端は、Kevin McKernan氏の元に、ファイザーとモデルナのコロナワクチンが届けられ、kevin氏がワクチンを調べたところ、DNAが検出されたということです。
問題は、研究対象のワクチンバイアルの出所が不明で、匿名で郵送されてきたもので、本物のコロナワクチンかどうか分かりません。
その後、kevin氏は、8本の新しいコロナワクチンを調べ、やはりワクチン内にDNAが検出されたそうです。
そして、そのDNAによって癌になったり、炎症が起きたり、ヒトの遺伝子が変化するという意見があります。
Kevin McKernan氏の研究をBhakdi博士が分析し、皆さんに警告している。
— You (@You3_JP) May 14, 2023
「外来遺伝子が、人間の細胞に入り込みめば、人間が遺伝子的に変化してしまう」… https://t.co/Wppvm5mCxv pic.twitter.com/GHl7OZhJqc
一方、別の研究者によると、コロナワクチンには遺伝物質はほとんど入っておらず、人々をミスリードするためにごくわずか入っているだけで、むしろ酸化グラフェンやその他の物質のほうが問題だと言っています。
We lost a lot of time. It probably introduced as a smoke screen to confound part of dissidents. "There is absolutely nothing."
— purplepearl(リーシャ) (@purplep76858690) June 9, 2022
我々は多くの時間を無駄にした。恐らくは、一部反対派を混乱させる目的で、煙幕として仕組まれたのだろう。スパイクタンパク質もmRNAも無い。 pic.twitter.com/qcmn3oqej0
はてさて、コロナワクチンに本当にmRNAやDNAが入っているのかどうか。
そもそも、コロナウイルスは存在していないので、スパイクタンパク質を作るmRNAとやらも何のことかさっぱり分かりませんし、それはDNAも同じことです。
また、癌という病気も医療利権が作り出した嘘の病気で、無限に大きくなるデキモノはありませんし、癌ウイルスなんてものも存在しません。
こうしてDNA混入問題を捏造して、がん利権を存続させようと悪あがきしているようにしか見えません。
しかし、一応、DNAやmRNAが外から細胞の中に入ったらどうなるのか調べてみました。
外来のDNAが細胞に入ったとき、そのDNAをどうやって核まで運んで、細胞のDNAに組み込むのか。
外来のDNAを運んでくれるタンパク質は存在していないのではないでしょうか。
遺伝子の水平伝播は嘘と考えられるので、自然にDNAが結合するということはないと思います。
それでも無理やり、外来DNAが細胞のDNAに組み込まれたと仮定します。
今度は、外来DNAが作ったmRNAからタンパク質を作るタンパク質(リボソーム)を、細胞は持っていません。
これは外来mRNAにも言えることで、外来mRNAからタンパク質を作るリボソームを、細胞は持っていません。
外来mRNAからタンパク質を作らないという根拠は、枯草菌のDNAに人為的に別の菌のDNAを組み込んだ実験にあります。
この実験によると、枯草菌に別の菌の遺伝子を入れた際、別の菌の「mRNAからタンパク質を作るための遺伝子」を枯草菌に入れると、枯草菌は生育できなくなったそうです。
そして、その「タンパク質を作るための遺伝子」を入れないと、枯草菌は遺伝子を組み替えられたものの、枯草菌のままであり、枯草菌のタンパク質しか作らなかったそうです。
これをコロナワクチンとヒトの細胞に当てはめると、細胞にワクチンのmRNAを入れても、スパイクタンパク質は作られないし、DNAが混入されていたとしても、ヒトの細胞の性質は変わらず、スパイクタンパク質も作られないということになります。
また、仮に何らかのタンパク質が作られたとしても、そのタンパク質を細胞膜に運ぶ機能がヒトの細胞にあるのかどうかも疑問です。
こちらの記事によると、細胞の機能は数千種類のタンパク質が協調的に働くことで達成されるそうです。
細胞のタンパク質発現リソース配分とタンパク質発現キャパシティ
タンパク質合成は細胞にとって最もエネルギーを必要とするプロセスだそうです。
また、タンパク質の発現量は「必要なときに必要な量発現する」という原理が働いており、細胞は合成速度を最適化することで必要なときに必要な量のタンパク質を作り、最も効率的に無駄なく細胞の機能を営んでいるそうです。
さらに、タンパク質の合成にはキャパシティがあるそうです。
外来mRNAやDNAが好き勝手にタンパク質を作ろうとしてもできませんし、もし無尽蔵にタンパク質を作り続けたら、細胞が生きるために必要な機能が阻害されて、細胞は死ぬのではないでしょうか。
そう考えると、mRNAワクチンそのものが詐欺ではないかと思うのですが、どうでしょう。
本当にコロナワクチンにmRNAが入っていて、そのmRNAを細胞に入れた際にタンパク質が作られるのであれば、どのくらいの量のタンパク質が作られて細胞膜に発現されるのか、研究データがあるはずですが、誰かそのデータを見た人はいるのでしょうか。
「スパイクタンパク質が無限に作られる」、「遺伝子組み換え人間になる」、「癌ができる」と言う人がいますが、ただの妄想にすぎないと私は思います。
なお、免疫染色などで検出された「スパイクタンパク質」は、その人に元々あるタンパク質を検出しているだけだと、私は考えています。
スパイクタンパク質は存在しない。免疫染色はインチキの可能性大。
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