1型糖尿病でもインスリン産生能は保持されている
前回、前々回の記事にて、自己免疫疾患の原因は毒性化学物質であり、自己抗体ではないとお伝えしました。
今回は、自己免疫疾患と言われている1型糖尿病についてお伝えしたいと思います。
1型糖尿病は、膵臓のインスリンを産生する細胞(β細胞:ベータ細胞)が免疫系により破壊されて発症すると言われています。
インスリンは血糖値を下げるために重要なホルモンで、不足すると血糖値を下げることができずに様々な症状が現れます。
β細胞が破壊されることで、インスリンが殆ど作られなくなると言われています。
1型糖尿病の種類
1型糖尿病では、β細胞の破壊は一般的には進行性です。病気が進んでいくと、インスリンがほとんど出せない状態となります。生きていくために注射でインスリンを補う治療が必須となり、この様な状態をインスリン依存状態と言います。1型糖尿病はその進行のスピードによって、「劇症」「急性発症」「緩徐進行」に分類されます。
劇症1型糖尿病
最も急激に発症し、1週間前後でインスリン依存状態に至るタイプです。すぐにインスリンを補充する治療がなされなければ「糖尿病ケトアシドーシス(糖尿病の急性合併症)」となり重い状態になることもあるため、早い段階での診断が重要です。
自己抗体は血液検査で認めないことが多いです。発見される時点での血糖値は高いですが、発症が急激であるので、月単位で徐々に上昇する血糖の指標であるHbA1cは低めであることも特徴です。
急性発症1型糖尿病
1型糖尿病で最も頻度の高い典型的なタイプで、糖尿病の症状が出はじめてから数ヶ月でインスリン依存状態になります。発症した後に、一時的に残っている自分のインスリンの効果が改善する時期(ハネムーン期)がある患者さんもいますが、その後は再びインスリン治療が必要となります。血液検査で自己抗体を認めることが多いです。
緩徐進行(かんじょしんこう)1型糖尿病
半年~数年かけてゆっくりとインスリン分泌が低下していくタイプです。初めは2型糖尿病のようにインスリン注射を使わなくても血糖値を抑えることが可能ですが、経過中の血液検査で自己抗体が検出され、実は緩徐進行1型糖尿病だったと分かることもあります。検査でこのタイプの可能性がある場合には、膵臓に負担をかけるような内服薬は推奨されず、インスリン治療などで膵臓を保護する治療を開始することが望ましいといわれています。
引用記事によると、β細胞の破壊は進行性とされています。
しかし、実際には1型糖尿病患者の膵臓にはβ細胞が残っており、インスリン産生能力も数十年にわたって維持されています。
自己免疫疾患である 1 型糖尿病は、長い間、膵臓内のインスリン産生ベータ細胞が免疫系によって完全に破壊されることで発症すると考えられてきました。現在、フロリダ大学保健学部の研究者らは、1 型糖尿病患者では膵臓のインスリン産生能力の一部が数十年にわたって維持される可能性があるという驚くべき発見をしました。
研究者らは、1 型糖尿病患者の膵臓を研究した結果、ほとんどの患者でインスリン レベルが低いか検出できないことを発見しました。これは、このような患者全員にインスリン療法が絶対に必要であることを考えると、予想通りの結果です。しかし、インスリンの前駆体であるプロインスリンの量はほぼ正常レベルで、糖尿病のない人と同程度であることも研究者らは発見しました。また、長期の 1 型糖尿病患者の膵臓には、インスリン陽性細胞が少数残っていることも研究者らは指摘しました。この観察から、これらの細胞が免疫系による破壊をどのようにして回避したのかという疑問が生じました。
As an autoimmune disease, Type 1 diabetes has long been thought to result from a complete immune system killing of the insulin-producing beta cells within the pancreas. Now, University of Florida Health researchers have made a striking discovery: some of the pancreas’ ability to produce insulin may remain for decades in people with Type 1 diabetes.
After studying the pancreata of those with Type 1 diabetes, researchers found insulin levels were low to undetectable among most — an expected finding given the absolute need for insulin therapy for all such patients. However, researchers found the amount of proinsulin, a protein precursor to insulin, were at near-normal levels and comparable to people without diabetes. The researchers also noted a small number of insulin-positive cells remain in pancreata of long-term Type 1 diabetes patients. That observation raised the question of how these cells avoided destruction by the immune system.
Type 1 diabetes patients retain some ability to produce insulin, UF Health researchers find
どうしてβ細胞が生き残っているのかと言うと、病気の原因が自己抗体ではなく毒だからです。
投与された毒の量と患者の遺伝的要因によって、「劇症」「急性発症」「緩徐進行」に別れるのだと思います。
ですから、毒による障害を免れたもの、死を免れた細胞が存在することは容易に想像できます。
引用記事では、インスリンの量は少ないが、インスリンの前駆体であるプロインスリンはほぼ正常レベルとのことです。
プロインスリンからインスリンへの変換がどのように阻害されているのか分かりませんが、患者のβ細胞を体外に取り出して実験した結果、インスリンの産生能力が回復するようです。
「インスリンを産生する細胞は、実験室で刺激を受けると、依然としてインスリンを産生する能力を持っていることがわかりました」とラース・クログボルドは説明する。
「しかし、新しい発見は、この細胞が体外で数日経つとインスリンを産生する能力が高まるということです。 実際、いくつかの細胞は、糖尿病のない人の細胞とほぼ同じようにインスリンを作ることができるようになりました。 膵臓のホルモン産生細胞であるベータ細胞の一部は、糖によって刺激されるとインスリンを産生します。
これまでの研究で、1型糖尿病と診断されたからといって、すぐにインスリンを作る能力が失われるわけではないことがわかっています」。
“We found that the insulin-producing cells still have the ability to produce insulin when they are stimulated in the lab", Lars Krogvold explains.
“But what’s new is our additional discovery that the cells increased their ability to produce insulin after a few days outside the body. Indeed, some became roughly as good at making insulin as cells from people without diabetes. Some of the hormone-producing cells in the pancreas, the beta cells, produce insulin when they are stimulated by sugar.
Previous work has shown that you do not immediately lose your ability to produce insulin when you are first diagnosed with type 1 diabetes”.
現時点では、何がインスリンの産生を妨げているのか不明ですが、生体内でもインスリン産生能力が回復する可能性はありそうです。
1型糖尿病では、β細胞が炎症の影響を受けて細胞機能障害(インスリン産生または分泌不全)あるいは細胞死(アポトーシス)に陥っていると考えられています(こちら)。
1型糖尿病の原因が毒だとすると、どうしていつまでもその影響が持続のでしょうか。
1型糖尿病でも、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞などの合併症があるようです。原因は高血糖とされていますが、本当でしょうか。
高血圧、冠動脈性心疾患、脳血管疾患、脳血管障害、その他の血管疾患のある患者では、水銀中毒を評価すべきと言われています。
インスリンに水銀などの重金属が含まれているのでしょうか。
糖尿病治療薬に重金属が含まれている可能性があることは既に分かっていますが(こちら)、インスリンにも重金属が含まれているのでしょうか。
水銀はβ細胞に障害を与え、インスリンの機能も阻害するため、適切に評価する必要があると思います。
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コロナワクチン接種による被害や副作用への治療方法はありませんから、たとえ一回でも接種してしまっていたなら、その不安や絶望感は計り知れないものだったに違いありません。
しかし、そんな絶望的な世の中であっても、RAPTさんはいつも、RAPTブログの有料記事で、私たち人類に希望の御言葉(神様の言葉)を伝えてくださっていて、その中でも、コロナワクチン接種で健康を害してしまった方が、どこまでも希望をもてる御言葉も、伝えてくださっています。
RAPTさんは、「神様に祈り求めるなら、あなたのどんな病気も治るから祈りなさい」と、教えてくださっています。
○ RAPT有料記事166(2017年4月24日)あなたの病は必ず治るから、心配しないで祈りつづけなさい。
「コロナワクチンで副作用を発症した人でも神様に祈り求めるなら、必ず治る!」と教えてくださっているのです。
○ RAPT朝の祈り会2022年11月
2022年11月1日(火)
平素からあなたの心にある願いを神様に祈り求めなさい。その祈りが御心に適っているかどうか分からなくても祈りなさい。祈ったことはおおよそ全て叶えられるし、祈ることで信仰も深まり、神様との愛も深まっていくから祈りなさい。
実際に、十二弟子の皆さんは、神様を信じるようになって、神様にお祈りを捧げたり、御言葉を実践する生活を始めることで、それぞれが抱えていた病や体調不良が改善されたと証してくださっていますし、私もこれまで、神様に祈り求めることで、様々な体の不調が完治するという体験をしてきました。