【炎症性腸疾患】潰瘍性大腸炎とクローン病における抗生物質・重金属の影響

潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患は、消化管に慢性的な炎症や潰瘍を引き起こす病気です。これらの疾患は、原因が明確でないことが特徴で、免疫系の異常、遺伝的要因、環境要因、腸内細菌の変化などが関与していると考えられています。

炎症性腸疾患(IBD)、特にクローン病(CD)と潰瘍性大腸炎(UC)の原因は、現在のところ完全には解明されていませんが、いくつかの要因が関与していると考えられています。

主な原因要因:

  • 遺伝的要因: IBDは家族内での発症が多く、特定の遺伝子が関与していることが示唆されています。特に、双生児研究では一卵性双生児の方が二卵性双生児よりも高い一致率を示しています。

  • 環境要因: 食生活や衛生状態、ストレス、喫煙などの環境因子がIBDの発症に影響を与えるとされています。特に、欧米型の食事や高脂肪食がリスクを高める可能性があります。

  • 腸内細菌叢の変化: IBD患者では腸内細菌叢のバランスが崩れ(dysbiosis)、これが免疫系の異常反応を引き起こす要因となることが示されています。腸内細菌が免疫応答に影響を与えることが研究で明らかになっています。

  • 免疫系の異常: 本来外敵に対して働く免疫システムが、自己の腸を攻撃する異常な反応を示すことがIBDの特徴です。この免疫異常が炎症を引き起こすと考えられています。

これらの要因は相互に作用し合い、IBDの発症や進行に寄与していると考えられています。したがって、IBDは単一の原因によるものではなく、複数の要因が複雑に絡み合った結果として理解されています。

AI Felo searchより

近年、炎症性腸疾患と抗生物質との間に高い関連性があることが分かってきています。

炎症性腸疾患と診断された人は、2~5年前に抗生物質を処方されていることが多いようです。また、投与回数も発症リスクを高めるようです。

また、原因として疑われている腸内細菌叢の変化では、抗生物質耐性菌が増えているようです。

抗菌薬によるクローン病の増加

Antibiotics linked to inflammatory bowel disease

炎症性腸疾患(IBD)患者特有の腸内細菌叢、機能代謝遺伝子叢、抗生剤耐性遺伝子叢、腸内ファージ叢、腸内真菌叢を同定、世界共通性を発⾒

抗生剤耐性菌は重金属耐性菌です。

やはり薬剤耐性菌は、重金属耐性菌だった!!

炎症性腸疾患と抗生物質との間に関連があり、患者の腸内細菌叢に抗生物質耐性菌(重金属耐性菌)が増えています。

以前お伝えしましたが、抗生物質には重金属が混入されている可能性があります。

腸内細菌叢の乱れと回復

また、コロナワクチンにも重金属が含まれており、WHOへのコロナワクチン副反応報告(こちら)には潰瘍性大腸炎とクローン病があります。

モデルナ製コロナワクチンにはイタイイタイ病の原因となった重金属「カドミウム」が含有 脳神経に悪影響を及ぼすアルミニウムも

【アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の職員による内部告発】インフルエンザワクチンには25mgの水銀、コロナワクチンには25〜30mgの水銀が入っている

ということは、炎症性腸疾患の原因は重金属ではないでしょうか。

抗生物質以外の薬でも抗生物質耐性菌が誘導されるので、抗生物質だけでなく、ワクチン接種歴や薬の内服歴と炎症性腸疾患との関連性の調査が必要だと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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