炎症性腸疾患とワクチン、薬、重金属との関連性

前回記事にて、炎症性腸疾患と抗生物質との関連性についてお伝えしました。

また、炎症性腸疾患と重金属、ワクチンや抗生物質以外の薬との関連性について示唆しました。

以下の論文では、重金属と炎症性腸疾患との間には、密接な関連があると記載されています。

Adverse health effects of emerging contaminants on inflammatory bowel disease

鉛、マンガン、ヒ素、カドミウム、水銀の5つの重金属に焦点を当てて調査されていますが、特に水銀と炎症性腸疾患との間に密接な関連があるようです。

また、その他の毒性化学物質も炎症性腸疾患との関連が示唆されています。

また、以下の論文では、抗生物質以外に炎症性腸疾患の発症や悪化に関連する薬剤として、イソトレチノイン、非ステロイド性抗炎症薬、経口避妊薬、ミコフェノール酸モフェチル、エタネルセプト、イピリムマブ、リツキシマブなどが挙げられています。

Drug-Induced Inflammatory Bowel Disease and IBD-Like Conditions Get access Arrow

非ステロイド性抗炎症薬は、解熱剤や痛み止めとして広く使用されています。

イソトレチノインはニキビの治療薬、ミコフェノール酸モフェチルは免疫抑制剤です。

エタネルセプトは、抗TNF-α抗体製剤で、主に関節リウマチや乾癬、炎症性腸疾患に使用されます。炎症性腸疾患の治療薬で症状が悪化する可能性があるようです。

イピリムマブは、免疫療法に用いられる薬剤で、主に悪性黒色腫の治療に使用されます。

リツキシマブは、主にB細胞性の悪性腫瘍(非ホジキンリンパ腫、慢性リンパ性白血病)や自己免疫疾患(関節リウマチ、全身性エリテマトーデス)の治療に使用されます。

さらに、プロトンポンプ阻害薬(PPI)などの胃薬も、炎症性腸疾患との関連が指摘されています。

Effects of proton pump inhibitors on inflammatory bowel disease: An updated review

消化器疾患の治療薬は、抗生物質よりも薬剤耐性菌を強く誘導するので、もしかしたら、金属・重金属が沢山含まれているのかもしれません。

腸内細菌と薬

腸内細菌叢の乱れと回復

胃薬は、抗生物質やその他の薬と併用されることが多く、炎症性腸疾患の発症に重要な役割を果たしている可能性があります。

ということで、炎症性腸疾患と重金属、薬には密接な関連があるということが分かりました。

また、ワクチンには水銀などの重金属が含まれているので、ワクチンも炎症性腸疾患の原因として重要であることが分かりました。

モデルナ製コロナワクチンにはイタイイタイ病の原因となった重金属「カドミウム」が含有 脳神経に悪影響を及ぼすアルミニウムも

【アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の職員による内部告発】インフルエンザワクチンには25mgの水銀、コロナワクチンには25〜30mgの水銀が入っている

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

おすすめ